ベリックアポントウィード(その他表記)Berwick-upon-Tweed

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ベリックアポントウィード
Berwick-upon-Tweed

イギリスイングランド北部,ノーサンバーランド北端の町。北海に注ぐトウィード川河口にある港湾都市で,トウィード川がスコットランドとイングランドの境界になった 12世紀以降,13回にわたって帰属を変えたが,1482年イングランド領となった。国境の町であったことから城壁は堅固につくられ,今日も保存されている。港からはおもに穀物を輸移出し,石油木材を輸移入するが,港湾としての重要性は低下し,おもにトウィード川下流域の肥沃な農業地帯の中心地となっている。小規模な造船,機械,製材建具肥料メリヤスなどの工場があり,トウィード川のサケ漁は有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む