…【藪田 敬次郎】
[疾病史]
この病気は中国では前200年ころにさかのぼり,脚気の名称で記録され,日本では9世紀ころから麻痺型と水腫型とが知られていた。17世紀にオランダの医者がこの病気をインドで発見し,それをベリベリberiberiと呼んだ。西半球では脚気はかなり後になって観察され,ヨーロッパでは栄養障害の病気としてはビタミンC欠乏症である壊血病が広く知られていた。…
※「べりべり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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