ベルナールクシュネル(英語表記)Bernard Kouchner

現代外国人名録2016 「ベルナールクシュネル」の解説

ベルナール クシュネル
Bernard Kouchner

職業・肩書
政治家,医師 国境なき医師団(MSF)創設者,世界の医師団創設者 元フランス外相・保健相

国籍
フランス

生年月日
1939年11月1日

出生地
アビニョン

本名
Kouchner,Bernard Jean

旧名・旧姓
Gridaine,Bernard

学位
医学博士

勲章褒章
KBE勲章

経歴
医学生時代、共産主義学生連合に属するが、1965年脱退。’68年フランスで最も権威のあるコシャン・パリ公立病院の胃腸医学の教授への道を投げうち、医師として内戦中の途上国など困難な状況下の医療活動に飛び回る。同年ビアフラ内戦で国際赤十字一員として活動。’71年国際緊急医療援助団体・国境なき医師団(MSF)、’80年世界の医師団をそれぞれ創設し、双方会長も経験。一方、フランス社会問題・雇用担当相などを経て、’88年6月世界で初めてフランス政府に設けられた人道援助省の大臣(閣外相)となり、難民救済など人道的活動を行う。’92年4月〜’93年3月ミッテラン大統領のもとで保健・人道援助相(社会党)。’97年6月〜’99年6月保健担当閣外相。また’94〜97年欧州議会議員も務める。’99年7月ユーゴスラビア・コソボ自治州の復興自治政府樹立に取り組む国連コソボ暫定統治機構(UNMIK)初代代表となり、2001年1月まで事務総長特別代表を務める。同年3月〜2002年5月保健相。2007年5月サルコジ政権の下、フィヨン内閣の外相に就任。2010年11月退任。2000年2月来日。1999年にMSFがノーベル平和賞受賞

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android