ベルリンの植物園(読み)ベルリンのしょくぶつえん

世界の観光地名がわかる事典 「ベルリンの植物園」の解説

ベルリンのしょくぶつえん【ベルリンの植物園】

ドイツの首都ベルリン(Berlin)にある世界最大級の植物園。1897年に着工し、1910年に完成した。敷地面積は43haにも及び、その中に、世界中の約2万2000種の植物が植えられている。イギリスリッチモンドキューガーデンズカナダモントリオールモントリオール植物園とともに、世界3大植物園の一つに数えられている。高さ25mの熱帯館は世界一の高さの温室で、ビクトリア・オニバスなどの珍しい熱帯植物がある。また、樹木の花の生物学や植生学のモデル、古代エジプトの副葬品などの展示がある植物学博物館(Botanisches Museum)が併設されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android