ベルリンの植物園(読み)ベルリンのしょくぶつえん

世界の観光地名がわかる事典 「ベルリンの植物園」の解説

ベルリンのしょくぶつえん【ベルリンの植物園】

ドイツの首都ベルリン(Berlin)にある世界最大級の植物園。1897年に着工し、1910年に完成した。敷地面積は43haにも及び、その中に、世界中の約2万2000種の植物が植えられている。イギリスリッチモンドキューガーデンズカナダモントリオールモントリオール植物園とともに、世界3大植物園の一つに数えられている。高さ25mの熱帯館は世界一の高さの温室で、ビクトリア・オニバスなどの珍しい熱帯植物がある。また、樹木の花の生物学や植生学のモデル、古代エジプトの副葬品などの展示がある植物学博物館(Botanisches Museum)が併設されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android