ベレニケ1世(読み)ベレニケいっせい(英語表記)Berenikē I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベレニケ1世」の意味・わかりやすい解説

ベレニケ1世
ベレニケいっせい
Berenikē I

[生]前340頃
[没]前275頃
ギリシア語のフェレニケ (「勝利をもたらす者」の意) のマケドニア語形で,エジプトプトレマイオス1世ソテルの3人目の妻。プトレマイオスの2人目の妻エウリディケの侍女として,前 321年頃エジプトに来た。前 316年にプトレマイオスと結婚,アルシノエ2世およびプトレマイオス2世を産んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android