コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

変電所 へんでんしょ substation

翻訳|substation

6件 の用語解説(変電所の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

変電所
へんでんしょ
substation

発電所から送られてくる電力をそれぞれの使用目的に合せた電圧に昇降させる場所。いわば発電所と最終需要地点を結ぶ中継基地で,発電所から一次送電線で送られてきた電力を最初に受電・降圧する一次変電所,そこから二次送電線によって送られた電力を降圧する二次変電所,さらに配電変電所がある (→電力系統 ) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

へんでん‐しょ【変電所】

発電所から送られてきた電力を変圧器によって必要な電圧に昇降し、消費地に送り出す施設。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

変電所【へんでんしょ】

送配電のそれぞれに適した電圧に昇降するための施設で,同時に発電所の連絡や電力の配分などを行う。超高圧変電所,一次変電所,二次変電所,配電用変電所に分けられ,特殊なものに周波数変換を行うものもある。
→関連項目配電

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

へんでんしょ【変電所 substation】

発電所で作られた電気エネルギーを遠くの需要家まで効率よく送りとどけるには,なるべく電圧を高くして,送電線に流れる電流を少なくし,送電線の抵抗で失われる電力をできるだけ少なくする必要がある。一方,使うときには安全で使いやすい電圧に下げることが必要である。このように電圧を適切な値に変える役目を変電所は果たしている。さらに変電所はそこに接続される送電線を通して,各所より電気を集めて,必要な所に配分するとともに,電圧を適切な値に維持,調整している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

へんでんしょ【変電所】

発電所と需要者との間に設ける、電圧の昇降および電力の分配を行う施設。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

変電所
へんでんしょ

発電所からの電力を需要家に送る過程で、変圧器または整流機器などによって、構外からの交流電力を異なった電圧の交流または直流電力に変え、ふたたび構外に送り出す施設。前者の交流電力に変えるものは、一般の電力系統の変電所で、後者の直流電力に変える代表的なものとしては、電気鉄道用変電所がある。
 日本では、明治の中期に大都市に発電機を設置して、1000ボルト程度の交流配電が行われた。しかし、この年代のものは、規模からいって変電所の形態をなしていない。明治の後期になって、都市から遠く離れた水力発電所が建設され、数万ボルトの送電線によって送電され、現在いわれている意味の変電所が誕生した。電力需要が著しく増大し、大電力発電所が多数建設され、大電力の送電を行うにつれ、次々と高電圧が採用されている。当然、変電所も高電圧・大容量となり、また他系統との連系のため、きわめて重要な役割を果たしている。なお、水力発電所や火力発電所などでも、電力を送電線で送りやすいように、変圧器を用いて高電圧にあげているが、これは発電所の設備の一部とされている。変電所の電力系統における役割としては、送配電系統電圧の変換・調整、送配電線の保護、電力潮流の調整などがある。[松田高幸]

分類

変電所の分類はあまり明確ではないが、普通、超高圧変電所(275キロボルト/154キロボルト、500キロボルト/275キロボルトクラスなど)、一次変電所(154キロボルト/66キロボルトクラス)、中間変電所(66キロボルト/22キロボルトクラス)、配電変電所(66キロボルト/6.6キロボルトクラス)に分類されている。
 制御方式によって分類すると、手動制御式、自動制御式、遠方制御式に大別できる。遠方制御式変電所は、遠方の変電所または制御所から制御される変電所で、中間変電所や配電用変電所ではこの方式が多くなっている。また、外観的な形態からは、屋内変電所、屋外変電所、半屋外変電所、地下変電所などに分類される。大都市ではほとんどが地下変電所である。[松田高幸]

設備

変電所の設備としては、変圧器、電圧調整設備、遮断器および断路器、避雷器、計器、保護リレー、配電盤などがある。変圧器は電圧の変成を行うもので、単相型と三相型とがあるが、経済的に有利な三相型が用いられている。変圧器の容量は、超高圧変電所用の150万キロワットから配電変電所用の1万キロワット程度のものまで大きな差がある。電圧調整設備は、電力用コンデンサー、分路リアクトルなどで、変圧器のタップ切替え装置とともに電圧の調整に用いられる。避雷器は、送配電線から侵入する雷電圧などから変電所内の機器を守るためのもの。計器は、変電所の運転状態、負荷状態、回路電圧状態などを検知するもので、電流計、電圧計、電力計などである。保護リレーは、機器や送配電線の事故の際、事故点を回路から自動的に切り離すために、事故をすばやく検出し、遮断器に遮断信号を送るものである。また配電盤は、遮断器その他の機器を監視・制御するために、計器、リレー、各種警報装置を配列した盤である。
 電気鉄道用変電所は、数万ボルトの交流電力を受け入れ、これを変圧器によって千数百ボルトの交流電圧とし、さらに整流器によって1500ボルト程度の直流電圧をつくり、これを電車線に送るところである。交流区間では交流電圧をそのまま電車線に送る。[松田高幸]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

変電所の関連キーワードエネルギー代謝直接発電電池熱エネルギー電気エネルギー二次エネルギー生物電池手回し発電機慣性力発電電磁鋼

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

変電所の関連情報