ベンズヒドロール

化学辞典 第2版 「ベンズヒドロール」の解説

ベンズヒドロール
ベンズヒドロール
benzhydrol

diphenylmethanol.C13H12O(184.24).ジフェニルメタノールともいう.ベンゾフェノン亜鉛末とアルカリで還元するか,フェニルマグネシウムハライドとベンズアルデヒドとのグリニャール反応によってつくられる.結晶.融点68 ℃,沸点180 ℃(2.66 kPa).エタノールエーテルクロロホルムなどに可溶,水に難溶.加熱するとジ(ベンズヒドリル)エーテルを生じ,還元するとジフェニルメタンとなる.有機合成原料に用いられる.[CAS 91-01-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む