最新 地学事典 「ベントナイト鉱床」の解説
ベントナイトこうしょう
ベントナイト鉱床
bentonite deposit
モンモリロナイトを主成分とする粘土鉱床。ベントナイトには,モンモリロナイトの層間イオンの種類により,Na型とCa型またはMg型があり,Na型は膨潤性が強く,他は非膨潤性。英国では後者をフラーズアース(fuller’s earth)と呼ぶ。日本の酸性白土もベントナイトの一種である。鉱床は,火山灰層が続成作用・風化作用や弱い熱水変質作用によりスメクタイト化したもので一般に層状,熱水変質によるものはときに塊状。世界中に広く分布。米国ワイオミング州を中心にモンタナ州・サウスダコタ州にはNa型ベントナイトの大鉱床がある。日本ではグリーンタフ地域の山形県月布・宮城県川崎・群馬県碓氷地域・島根県朝山などが代表例。2015年の国内生産量約25.3万t。
執筆者:歌田 実
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

