コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

風成層 ふうせいそうaeolian deposit

5件 の用語解説(風成層の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

風成層
ふうせいそう
aeolian deposit

風の作用によって,岩石の細片,砂,粘土,火山灰などが陸上に堆積してできた地層。一般に粒子の大きさがよくそろっている。砂丘砂漠などの堆積物,関東地方関東ローム層,中国の黄土ヨーロッパ北アメリカのレスなどはその代表的な例。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

風成層【ふうせいそう】

風食によりつくられた礫(れき),砂,泥などが,風に運搬されて堆積したもの。狭義の陸成層の大部分は風成層で,砂漠地域や砂丘地域の堆積物,レスなどはそのよい例である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

風成層
ふうせいそう

風によって運搬されたのち堆積(たいせき)した砕屑(さいせつ)物。海岸や砂漠に発達する砂丘の砂や、大陸の半乾燥地域とその周辺に分布するレスや黄土(おうど)とよばれる細粒堆積物がその典型である。一般に砂丘の砂を構成する粒子は淘汰(とうた)が良好でよく円摩されている。また、粉砕されて細粒になりやすい長石、雲母(うんも)などの粒子は飛散してしまうので、砂丘の砂は石英粒が圧倒的に多く残されている。ほとんど石英粒のみで構成されることもまれではない。ヨーロッパおよび北アメリカのレスの起源は、新生代第四紀に発達した大陸氷河が生産した細粒砕屑物であり、東アジアの黄土の供給地は西アジアの砂漠である。なお、偏西風によって遠隔地まで運搬される降下火山灰層も、広義には風成層に含まれる。[伊藤谷生]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone