ベン・ビ・おぼれる

普及版 字通 「ベン・ビ・おぼれる」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音] ベン・ビ
[字訓] おぼれる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(べん)。は乏の反文で、ともに流屍の象。泛はと相対し、また(浮)・氾などもその系列の字。〔説文十一上を川の名とするが、〔詩、小雅水〕に「たる彼の水」の〔毛伝〕に「は水のれ滿つるなり」とする。その義はおそらく瀰と声義が通ずるのであろう。乏・それぞれに系列の字がある。

[訓義]
1. おぼれる、水死、流屍。
2. 瀰(び)と通じ、水の流れ満ちるさま。
3. 川の名。

[古辞書の訓]
名義抄 ノム

[熟語]

[下接語]
・江・流

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android