ベヴァリッジ報告(その他表記)Beveridge Report

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ベヴァリッジ報告」の解説

ベヴァリッジ報告(ベヴァリッジほうこく)
Beveridge Report

イギリスで第二次世界大戦中の1942年に,経済学者ベヴァリッジを委員長とする政府委員会が提出した,社会保険に関する報告書。均一拠出,均一給付を原則とする徹底した社会保障制度実現をめざした。戦後45~47年に労働党アトリー政権によって立法化されて,「ゆりかごから墓場まで」とうたわれた福祉国家基礎になった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む