ペルーズ(その他表記)Pelouze, Théophile-Jules

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペルーズ」の意味・わかりやすい解説

ペルーズ
Pelouze, Théophile-Jules

[生]1807.2.26. バローニュ
[没]1867.5.31. パリ
フランスの化学者。薬局勤めをしていたが,やがてパリに出て,J.L.ゲイ=リュサックに見出され,リール大学助教授となり (1830) ,1831年からパリのエコール・ポリテクニクの教授となった。同時にコレージュ・ド・フランスの教授もつとめ,造幣局長官にもなった (48) 。ニトリル脂肪合成に成功し,乳酸発酵の研究サリシンの研究,ボルネオール発見などで知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ゲイ

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android