現代外国人名録2016 「ペーターフィッシュリ」の解説
ペーター フィッシュリ
Peter Fischli
- 職業・肩書
- 現代美術家
- 国籍
- スイス
- 生年月日
- 1952年6月8日
- 出生地
- チューリヒ
- 受賞
- ベネチア・ビエンナーレ金獅子賞(第50回)〔2003年〕「質問」
- 経歴
- 1970年後半にアーティスト、ウルス・ルッティとの交流や、当時チューリヒのアートシーンにおいて中心的な場であったバー“コンティキ”などを通じて、同じチューリヒ生まれのダヴィッド・ヴァイスと親交を深め、共同制作を始める。’79年ソーセージやハムで日常を再現し写真に撮った風景画「ソーセージ・シリーズ」を制作。’81年には自ら着ぐるみのネズミとクマに扮し、芸術や世界を論じる映像作品「ゆずれない事」、冊子「秩序と清潔さ」を制作。以降、映像、写真、立体など様々なメディアを柔軟に操り、“日常”をテーマに作品を発表。2003年ベネチア・ビエンナーレで「質問」が金獅子賞を受賞。日本では、1998年群馬県立近代美術館「ヨーロッパからの8人」に出品。2001年横浜トリエンナーレに参加。2010年金沢21世紀美術館で初個展を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報