事典 日本の地域ブランド・名産品 「ほうとう麺」の解説
ほうとう麺[加工食品]
ほうとうめん
古くから山梨の名物である。小麦粉を練って、うどんより広めの幅に切った麺。郷土料理・ほうとうとして広く親しまれている。平安時代、中国から遣唐使によって伝えられ、朝廷などで食されていたものが、のち甲州(山梨)にも伝わったという。麺はゆでずに味噌で煮込み、具にはカボチャ・じゃがいも・里芋・白菜などの野菜、キノコ、鶏肉、豚肉、油揚げなどを好みで入れる。2007(平成19)年、農林水産省により「かぼちゃほうとう」が農山漁村の郷土料理百選に選ばれた。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報