普及版 字通 「ホウ・ヘイ・かすり」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] かすり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(へい)。〔説文〕十三上に「人(ていひと)の殊縷布(しゆるふ)なり」とあり、〔段注〕に「蓋(けだ)し其の縷の色を殊にして、相ひ(まじ)へて之れをるなり」とあり、色の異なる糸を並べて織る布をいう。相交わる色がかすれたように見えるので、国語で「かすり」という。
[訓義]
1. しまおり、まじえおり。
2. 無地の布。
3. わた。
4. すみなわを引く。
5. 弓弦をはる。
6. わが国で、かすり。
[古辞書の訓]
〔立〕 スミウツ・ナハ・カラク・スナハ 〔字鏡集〕 スミ・アラサス・ウツ・モンナキオリモノ
[熟語]
紘▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報