ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホワイイン特別市」の意味・わかりやすい解説 ホワイイン(淮陰)〔特別市〕ホワイインHuaiyin 中国華東地方,チヤンスー (江蘇) 省中部の市。2市区とホワイイン県など9県,2市から成る。シンホワイ (新淮) 河とター (大) 運河の交点にあり,リエンユンカン (連雲港) 市との間にユンイエン (運塩) 河が通じるなど,省北部の水運の中心であり,道路も集中している。秦代に淮陰県がおかれて以来,何度かの変遷を経て 1964年チンチヤン (清江) 市となり,83年ホワイイン市と改称された。米,小麦,トウモロコシ,サツマイモ,ナンキンマメなど,周辺地域の農産物の集散地。湖沼や水路では淡水魚の養殖が盛ん。工業化も進展し,機械,化学肥料,綿紡織などの工場があり,製粉,搾油などの農産物加工も行われる。人口 990万 2901,うち市区人口 44万 1595 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by