普及版 字通 の解説
12画
[字訓] わく・ひたす
[字形] 形声
声符は(盆)(ぼん)。郭璞の〔江の賦〕の〔注〕に引く〔蒼頡〕に「水聲なり」とあり、水のわきあふれる音をいう。〔広雅、釈詁二〕に「漬(ひた)すなり」の訓がある。
[訓義]
1. わく、水がわく、水の音、水のわき出る音。
2. ひたす、つかる、あふれる。
3. にわか雨。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 キヨシ 〔字鏡集〕 ミヅノコヱ・キヨシ
[熟語]
▶・雨▶・▶・湧▶・流▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報