ホン・ボン・わく・ひたす

普及版 字通 の解説


12画

[字音] ホンボン
[字訓] わく・ひたす

[字形] 形声
声符は(盆)(ぼん)。郭璞の〔江の賦〕の〔注〕に引く〔蒼頡〕に「水聲なり」とあり、水のわきあふれる音をいう。〔広雅、釈詁二〕に「漬(ひた)すなり」の訓がある。

[訓義]
1. わく、水がわく、水の音、水のわき出る音。
2. ひたす、つかる、あふれる。
3. にわか雨。

[古辞書の訓]
名義抄 キヨシ 〔字鏡集 ミヅノコヱ・キヨシ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android