普及版 字通 の解説
15画
(異体字)
17画
[字訓] ねきりむし・はさみむし
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(ぼう)。〔説文〕に字を蟲部十三下に属し、弔・蟲の会意とするが、その字は全体象形とみるべき字。別に古文とする一字も象形字であろう。或(ある)体として録するはその形声の字。〔説文〕に「蟲の、艸根をらふなり」とし、「、抵して民の財を取るときは、則ち生ず」とは、漢代の災異説によるものである。
[訓義]
1. ねきりむし、稲の根を食う害虫。
2. 毒虫、はんみょう、斑猫。
3. はさみむし。
4. くも。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 オホムシ・クモ
[熟語]
弧▶・賊▶・網▶
[下接語]
蛛・・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報