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毒虫 ドクムシ

デジタル大辞泉の解説

どく‐むし【毒虫】

毒液をもっていて、人体害毒を与える。ハチ・ドクガ・ムカデ・サソリなどの類。

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世界大百科事典 第2版の解説

どくむし【毒虫 venomous insect】

人体に直接または間接的にのある,危険な昆虫やクモ・ムカデ類その他小動物の総称。その害は種類によって軽微のものから激しいものまである。はないが毒虫に似ているものも恐れられることが多い。害の種類は吸血刺傷咬傷(こうしよう)あるいは毒液や臭液の分泌,不潔害,不快害などさまざまである。ノミ,シラミナンキンムシ,カ,ヌカカブユサシバエウシバエなど,多くの吸血性昆虫による害をはじめ,ハチ・アリ類の毒針による刺傷,アリ類,甲虫類やムカデ・クモ類などの咬傷が知られる。

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大辞林 第三版の解説

どくちゅう【毒虫】

毒をもっている虫。どくむし。

どくむし【毒虫】

毒をもち、人体を刺して害を与える虫。ハチ・サソリなど。どくちゅう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

毒虫
どくむし

衛生害虫の一部。人体を直接毒針や毒毛で刺したり、かみついたり、毒液を分泌したりして危害を与える昆虫のほか、ムカデ、ヤスデ、ダニなどを含む一般呼称。とくに野外で被害にあったとき、正体不明のものについて「毒虫にやられた」と表現する。実際には、カ、ブユ、ヌカカなどの刺咬(しこう)昆虫、アオバアリガタハネカクシ、カミキリモドキ類などの毒液分泌昆虫、スズメバチ、アシナガバチ、アリ、ドクガ、イラガなどの有毒昆虫がこれに相当する。ドクガは幼虫時代の毒毛を成虫が体につけて飛び回るので、直接皮膚に触れなくても、夜間灯火に飛来したガが毒毛を飛散させ、家庭で皮膚炎が蔓延(まんえん)して問題となる。[倉橋 弘]

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