普及版 字通 「ボウ・モウ・たれがみ」の読み・字形・画数・意味
15画
(異体字)
19画
[字訓] たれがみ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は矛(ぼう)。〔説文〕九上に正字をとし、(ぼう)声。「髮、眉に至るなり」とあって、前垂れの髪をいう。〔詩、風、柏舟〕「(たん)たる彼の兩」の句を引く。今本は字を髦に作る。髦は左右の垂れ髪であるから、両髦とするのがよい。
[訓義]
1. たれがみ、前のたれがみ。
2. 髴(ぼうふつ)と連用して、ほのか。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ホノメク・ホノカニ 〔立〕 ホノカナリ・ワヅカ
[語系]
miu、髦mは声義近く、は前のたれがみ、髦は左右のたれがみをいう。
19画
[字訓] たれがみ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(ぼう)。〔説文〕九上に「髮、眉に至るなり」とあり、幼時のたれ髪をいう。また「詩に曰く、(たん)たる彼の兩」と〔風、柏舟〕の句を引く。いま「たる彼の兩髦」に作る。前髪姿の若者をいう。
[訓義]
1. たれがみ。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 カミ
[下接語]
両
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報