ぼったら焼き(読み)ぼったらやき

精選版 日本国語大辞典 「ぼったら焼き」の意味・読み・例文・類語

ぼったら‐やき【ぼったら焼】

  1. 〘 名詞 〙 小麦粉を水でとき、油をひいた鉄板などの上にぼったりとたらして焼いたもの。砂糖をまぜて焼いたり、焼いたものに糖蜜をつけたりした。ぼったら。ぼった焼き。
    1. [初出の実例]「寧(むしろ)黙して裏町縁日にボッタラ焼(ヤキ)をやくか糝粉細工でもこねるであらう」(出典日和下駄(1914‐15)〈永井荷風〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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