ボノニア(その他表記)Bononia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボノニア」の意味・わかりやすい解説

ボノニア
Bononia

北イタリア古代都市。現ボローニャ。前 11世紀からビラノーバ人が住んでいた。前5世紀にはエトルリア人都市を建てフェルシナと呼んだ。のちローマに敗れてボノニアとなり,植民市 (コロニア ) となった。第2次三頭政治結成の地。以後繁栄を続けたが,410年西ゴートのアラリック1世攻略を受けた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のボノニアの言及

【ビディン】より

…水・陸・空の交通の要衝で,ブドウ,穀物,オリーブなど,ビディン低地の豊かな農産物の集散地でもあり,酪農,食品工業が発達する。町の起源はトラキア人の定住地で,ローマ時代は軍営がおかれ,ボノニアBononiaとして知られた。14世紀末以降はオスマン帝国の支配下に入った。…

※「ボノニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android