ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボホル島」の意味・わかりやすい解説 ボホル島ボホルとうBohol Island フィリピン,ビサヤ諸島南部にある島。セブ島とレイテ島の南部にはさまれる。面積 3864km2。南西のパングラオ島,北東のラピニグ島などとともにボホル州を構成する。火山活動とサンゴ礁で形成された島で,集落は海岸平野と内陸の小高原,丘陵地にある。主産業は農業で,イネ,トウモロコシ,ココヤシを栽培。牧畜も行われ,北東岸のウバイに酪農工場がある。中央部には地形輪廻の初期の形をとどめる円錐形をした茶色の石灰岩が散在し,観光客がふえている。主要港は南西岸のタグビラランで,セブ港とミンダナオ島との間にあるため,寄航地としてもにぎわう。州面積 4117km2。州人口 88万 1051 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by