20世紀西洋人名事典 「ボリスサビンコフ」の解説
ボリス サビンコフ
Boris Savinkov
1879 - 1925
ソ連(ロシア)の革命家,作家。
ペテルブルグ大学退学。1902年エスエル党に参加。ゲルシューニ逮捕後戦闘団に入る。ロープシンのペンネームで「蒼ざめた馬」を「ロシア思想」誌に発表。第一次大戦中はフランス義勇軍に従軍。’17年二月革命後ケレンスキー陸海軍相の次官を務める。十月革命後は「祖国と自由擁護同盟」を作りソビエト政権打倒運動を進め、’24年ポーランドで逮捕される。他の作品は「存在しなかったこと」「黒馬を見たり」「テロリスト群像」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報