ボリスジョンソン(その他表記)Boris Johnson

現代外国人名録2016 「ボリスジョンソン」の解説

ボリス ジョンソン
Boris Johnson

職業・肩書
政治家,ジャーナリスト ロンドン市長,英国下院議員

国籍
英国

生年月日
1964年6月19日

出生地
米国ニューヨーク

本名
Johnson,Alexander Boris de Pfeffel

学歴
オックスフォード大学

経歴
オスマン帝国の閣僚や英国王室の血を引き、ニューヨーク生まれであることから“るつぼからなる人間”と自称する。イートン校からオックスフォード進学。卒業後はジャーナリストとなり、「デーリー・テレグラフ」紙の記者などを務める。1999年週刊「スペクテイター」誌編集長に就任。2001年英国保守党より下院議員に当選。2004年4月影の芸術担当相に任命されるも、女性問題がきっかけで11月に解任。2005年12月影の高等教育担当相に就任し、その後間もなく「スペクテーター」誌編集長を辞任。2008年5月ロンドン市長に当選(下院議員を辞任)。2012年5月再選。7月からのロンドン五輪では“緑豊かで安全な街に”と訴えてレンタサイクルを導入。自らも通勤で市内を疾走し、1万台の青い通称“ボリス・バイク”は市民や観光客の足として定着した。2015年5月総選挙で7年ぶりに下院議員に返り咲く。当面はロンドン市長と兼務する。“ボリス”とファーストネームで呼ばれる英国では数少ない政治家。著書に「Have I Got Views For You」、「Seventy-two virgins(世界同時中継!朝まで生テロリスト?)」(2004年)、「Life in the Fast Lane」(2007年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「ボリスジョンソン」の解説

ボリス・ジョンソン

イギリスの政治家。1964年6月19日、アメリカ・ニューヨーク生まれ。イートン校とオックスフォード大学で学んだ後、保守系新聞「デイリー・テレグラフ」の記者を務める。2001年に保守党より下院議員に当選。08年にロンドン市長に就任し、12年に再選を果たした。市長在任中の15年には再び下院議員に当選し、16年5月まで市長と兼務した。同年7月よりテリーザ・メイ政権の外相に就任したが、メイ首相の穏健なEU離脱方針に反発して辞任。19年7月、首相に就任した。EU離脱へ強硬な姿勢を見せており、期限の10月末までに離脱を遂行すると表明している。

(2019-7-25)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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