ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ぼろ市」の意味・わかりやすい解説
ぼろ市
ぼろいち
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…世田谷の新宿には楽市(六斎市)が開かれた。この市は江戸時代は暮の市として細々と続いたが,明治以後しだいに盛んになり,現在は12月15~16日,1月15~16日に30万もの人が集まる〈世田谷のぼろ市〉として知られる。明治中ごろには駒場(目黒区)から三宿,池尻一帯にかけて駒場練兵場などの軍事施設がつくられ,1907年には玉川電鉄(現,東急新玉川線)が開通した。…
…北野天満宮の毎月25日(菅原道真の命日)の市も〈天神さん〉としてにぎわい,とくに1月は〈初天神〉と呼ばれる。また東京世田谷(代官屋敷跡付近)の〈ぼろ市〉も江戸時代からあり,今は12月15~16日と1月15~16日の2回開かれる。かつては農村だった一帯の農家のための市で,わらじに綯(な)いこむぼろぎれが安く売られたためぼろ市の名がついたという。…
※「ぼろ市」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...
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