1996年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ポルトガル北西部に位置する、首都リスボンに次ぐ同国第2の都市。ドーロ川北岸の丘陵に建設されてから、1000年以上の歴史を持つ。ロマネスク様式の聖歌隊席を持つ大聖堂やサン・フランシスコ聖堂、クレリゴス聖堂、典型的なマヌエル様式のサンタ・クララ聖堂などが点在する。18世紀にポルト港からイギリスに向けて盛んに特産ワインが輸出され、「ポートワイン(ポルト・ワイン)」と呼ばれて有名になった。◇英名はHistoric Centre of Oporto。ポルトは「港」という意味。ポルトの地名を英語では伝統的にオポルト(Oporto)という。