ポーフィロイド(その他表記)porphyroid

最新 地学事典 「ポーフィロイド」の解説

ポーフィロイド

porphyroid

石英長石ブラストポーフィリティック結晶を含み,基質は細粒の石英・長石・セリサイトなどが片状構造を示す岩石斑状の石英や長石にはときに融食や石英の高温型外形が認められ,流紋岩石英斑岩または同質凝灰岩が圧砕作用を受けて生じたとみなされる。フィライト片麻岩(phyllite gneiss),絹雲母片麻岩(sericite gneiss)といわれたこともある。基質には石英・長石・セリサイトのほか,黄鉄鉱りん灰石・ジルコン・ルチルなどが含まれる。K. A.Lossen(1869)命名

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関連語 小島

岩石学辞典 「ポーフィロイド」の解説

ポーフィロイド

この語は様々な意味に使用された.最初には石基が松脂岩(pitchstone),石灰岩,粘土などの斑状岩に使用された[Delametherie : 1795].その後ロッセンは斑状変晶の変成岩で,ヘレフリンタ花崗岩片麻岩の中間の構造を持つ岩石に使用した[Lossenn : 1869].これは石英斑岩が流紋岩と花崗岩の中間に位置することと同様な使用の仕方である.この語は片状変晶を持つ片岩や砕残偽斑晶(porphyroclast)をもつ凝灰岩も含めて広く使用されている[Tomkeieff : 1983].酸性火山岩起源の破砕岩の一種で,原岩石の斑状石英は多く粒状化作用を受けているが,長石の類はこの作用を免れて眼球状に残ることが多い.石基の部分は細粒の石英と絹雲母および緑泥石の集合体からなり,片状構造を示す[渡辺編 : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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