20世紀西洋人名事典 「ポールティベッツ」の解説
ポール ティベッツ
Colonel Paul Tibbets
1915 -
米国の軍人。
空軍大佐。
第二次大戦時に広島と長崎に原爆を投下した隊員の指揮と訓練にあたった空軍大佐。爆撃機のパイロットとして優秀で数多くの勲章を受けており、’45年8月6日にはエノラ・ゲイを操縦して自らも広島に「リトル・ボーイ」を投下した。また、ドイツ空軍が制空権を握る時期にもヨーロッパ上空でB-17機を初めて飛行させたりしている。米国に戻った後も、新しいB-29の改造作業を指揮した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報