ポールバーグ(その他表記)Paul Berg

20世紀西洋人名事典 「ポールバーグ」の解説

ポール バーグ
Paul Berg


1926.6.30 -
米国の分子生物学者。
スタンフォード大学教授。
ニューヨーク市生まれ。
核酸の研究者として著名。大学卒業後、ウェスタンリザーヴ大学で1952年学位を取得。後ワシントン大等を経て、’60年よりスタンフォード大学教授。異種生物のDNAをつなぎ合わせることに成功遺伝子工学基礎を築き、核酸の生化学的配列の研究により’80年ノーベル化学賞を受賞。又組換えDNA実験の安全性が確認されないままに実験を進めることの危険性を考慮し、国際会議で世界共通の一定ガイドラインの下で行うことを呼びかけ、その基礎作りに貢献

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android