ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マイアーベーア」の意味・わかりやすい解説
マイアーベーア
Meyerbeer, Giacomo
[没]1864.5.2. パリ
ドイツのオペラ作曲家。イタリア,フランスで活躍した。本名 Jakob Liebmann Meyer Beer。ユダヤ系の家系でベルリンとダルムシュタットで音楽を学び,1816年にイタリアに行き,ロッシーニ風のオペラを作曲。 26年からパリに移り,オペラ『鬼のロベール』 (1831) ,『ユグノー教徒』 (36) を発表,フランスのグランド・オペラの基礎を築いた。 42年にプロシア王の宮廷音楽監督として一時ベルリンに戻ったが,再びパリに行き,晩年はオペラ・コミックを多く作曲した。その他の主作品はオペラ『予言者』 (49初演) ,『アフリカの女』 (65) 。
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