日本大百科全書(ニッポニカ) 「マカロニペンギン」の意味・わかりやすい解説 マカロニペンギンまかろにぺんぎんmacaroni penguin[学] Eudyptes chrysolophus 鳥綱ペンギン目ペンギン科の海鳥。全長約71センチメートルの中形種。亜南極圏の島で繁殖し、付近の海でオキアミなど甲殻類やイカ類をとらえる。島の緩やかな斜面の砂礫(されき)地に大集団をつくって営巣し、2卵を産む。額から側頭に沿って金色の長い冠羽が伸びる。この「気どった」髪形が、マカロニ(イタリア語や英語で「気どり屋」という意味をもつ)の由来である。[長谷川博][参照項目] | ペンギン マカロニペンギン〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例