20世紀西洋人名事典 「マクシミリアンシェル」の解説
マクシミリアン シェル
Maximilian Schell
1930.12.8 -
オーストリアの俳優,映画監督,脚本家。
ウィーン生まれ。
芸能一家に生まれ、大戦中はスイスに移住。チューリッヒ大学、ミュンヘン大学で演劇、言語学、科学、音楽を学ぶ。卒業後はスイスに戻り、バーゼル市立劇場で俳優としてデビュー、1955年「戦場の叫び」で映画界入り。ハリウッドに招かれ「若き獅子たち」(’58年)に出演、’61年「ニュールンベルグ裁判」では弁護士に扮し、アカデミー主演男優賞、ニューヨーク映画批評家賞、ゴールデン・グローブ男優賞を受賞。監督、共同脚本、出演作品に「初恋」(’69年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報