改訂新版 世界大百科事典 「マジョーレ湖」の意味・わかりやすい解説 マジョーレ[湖]Lago Maggiore イタリア北部,ロンバルディアとピエモンテの二つの州にまたがる細長い湖で,氷河の浸食によってできた。北端の1/5ほどはスイスに属している。面積は212km2で,イタリア第2位の湖。温和な気候と,湖畔を彩るオリーブ,レモン,オレンジなどの樹木,湖に浮かぶいくつかの島などがつくり出す風景美によって,コモ湖とならぶ世界的な保養地として知られ,湖畔には,ストレーザをはじめ,スイス側のロカルノなど重要な観光地が多い。執筆者:萩原 愛一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by