マスジデ・シャー(その他表記)Masjid-i Shāh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マスジデ・シャー」の意味・わかりやすい解説

マスジデ・シャー
Masjid-i Shāh

「王のモスク」の意。アッバース1世 (在位 1587~1629) が,イスファハンの中心部マイダーネ・シャー (王の広場) の南側に建てたモスク。盛期サファビー朝建築を代表する傑作 (→サファビー朝美術 ) 。着工は 1612年,完成は王の没後の 37年。構造はすべて煉瓦造であるが,壁面彩釉タイルによるアラベスクで埋め尽されている。規模横幅約 140m,奥行約 110m,大ドームの頂点は地上 47mに及ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む