デジタル大辞泉
「イスファハン」の意味・読み・例文・類語
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イスファハン
Isfahān
イラン中央の古都で,イスファハン州の州都。テヘランの南約 340km,ザグロス山脈東麓の標高 1590mの高地にある。テヘランからシーラーズにいたる南北の幹線道路と,ザグロス山中からカビール砂漠南縁地方への道路との交点に位置し,古くからこの地方の中心都市として栄えた。特に 1598年にアッバース1世がここを首都として大建築事業を起こしてからは,サファビー朝下で繁栄した。農産物の集散地であるとともに,銀銅細工,更紗,絨毯などの伝統工芸品の生産地として名高い。精糖工場,製鉄工場なども立地する。古いペルシア都市の面影を最もよくとどめており,旧市街のイマーム広場を取り巻いてサファビー朝期の建造物が多く残っている。特にマスジデ・シャー (王のモスク) は華麗な化粧タイル装飾で著名。 1979年イマーム広場が世界遺産の文化遺産に登録。人口 98万 6753 (1986) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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