ませい(読み)マセイ

デジタル大辞泉の解説

ませい

《丁寧の助動詞「ます」の命令形》
尊敬の意を伴い、控え目な命令を表す。
「さあお輿に召しませい」〈浄・丹波与作
尊大の意を伴った命令を表す。
「泊りの衆は寝ませい」〈浄・曽根崎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ませい

( 助動 )
〔助動詞「ます」の命令形。近世上方語〕
尊大な語感を伴った命令を表す。…し申しあげよ。 「泊の衆は寝せませい/浄瑠璃・曽根崎心中」
尊敬の意を伴った命令・依頼を表す。…なさいませ。 「さあお輿にめしませい/浄瑠璃・丹波与作 」 → ます(助動)

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ませい

(助動詞「ます」の命令形)
① 荘重な、または尊大な語感を伴った命令を表わす。…し申し上げよ。
※虎寛本狂言・餠酒(室町末‐近世初)「論な無益、急でよみませい」
② 尊敬の意を伴った命令・依頼を表わす。…なさいませ。
※虎寛本狂言・河原太郎(室町末‐近世初)「申申、毎(いつも)の太郎が酒は是で御ざる。いづれも是へ寄てまいりませい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

スト破り

ストライキの際、使用者側について業務を続けること。特に、使用者がストライキに対抗して雇用者の一部や外部からの雇用者を就業させること。また、その労働者。スキャッブ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android