ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マタベレランド」の意味・わかりやすい解説 マタベレランドMatabeleland ジンバブエ西部から南西部にかけて広がる地域。バンツー系のンデベレ族が定着,占有していた地域で,19世紀初頭,ボーア人に追われたンデベレ族が,南アフリカ共和国のトランスバールを出て,牧牛,農耕を営みつつこの地方に定着。 1890年イギリス南アフリカ会社が鉱山開発の特権を首長ロベングラより奪取,ローデシア支配の端緒をつくった。 93年ンデベレ族の反乱が起ったが,鎮圧された。現在はマタベレランドノースとマタベレランドサウスに2分され,それぞれが州となっている。中心都市はブラワーヨ。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
旺文社世界史事典 三訂版 「マタベレランド」の解説 マタベレランドMatabeleland アフリカ南部,ジンバブエ共和国西部の地域1887年セシル=ローズが侵略。1895年彼の名を冠したイギリス植民地ローデシアが形成された際,これに編入された。現在は1980年に成立したジンバブエ共和国の一部。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by