20世紀西洋人名事典 「マックスアブラハム」の解説
マックス アブラハム
Max Abraham
1875.3.26 - 1922.11.16
ドイツの物理学者。
ミラノ大学教授,シュトゥットガルト工科大学教授。
グダニスク生まれ。
ベルリン大学のプランクに師事。1900年ゲッティング大学私講師となり、’09年ミラノ大学理論物理学教授となる。電子の全質量は電磁的エネルギーによるとして、純粋に電磁気的な電子の力学を樹立しようとした。教科書「電気の理論」(’04〜05年)は広く使われ、ベクトル記法の普及にも貢献した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報