20世紀西洋人名事典 「マックスブルッフ」の解説
マックス ブルッフ
Max Bruch
1838.1.6 - 1920.10.20
ドイツの作曲家,指揮者。
元・ベルリン芸術アカデミー教授,元・ベルリン芸術アカデミー作曲部長。
ケルン生まれ。
1852年交響曲を書き、同年弦楽四重奏曲で、モーツァルト財団賞を獲得した。その後ケルンで作曲、ピアノを学び、1858年から同地で作曲、教育活動を始める。1865〜67年コブレンツで音楽監督。1867年ゾンダースハウゼンの宮廷楽長。1891〜1910年ベルリン芸術アカデミー教授、後に作曲部長となる。合唱曲作曲家として有名で、民族音楽を題材に取り、旋律性に富むロマンティックな作品を数多く書く。今日ではヴァイオリン協奏曲第1番ト短調で有名。1893年ベルリン大学から名誉音楽博士号を贈られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報