日本の自動車技術240選 「マツダSCSエンジン」の解説
マツダSCSエンジン(TC)
製作(製造)年1977
製作者(社)東洋工業(株)
資料の種類設計図・文献
現状公開
型式TC
種類ガソリン
会社名マツダ
通称名マツダSCSエンジン
搭載車種ファミリアAP
製作開始年1977
シリンダ配列・数直列4気筒
サイクル/冷却方式4/
弁型式/数SOHC, 2弁/気筒
燃焼方式希薄燃焼
燃焼室多球形燃焼室
総排気量1272cc
内径×行程73.0×76.0mm
圧縮比9.2
質量(重量)127kg
寸法570×620×635mm
点火システムイグニッション式
最高出力70PS/5500rpm
最大トルク10.4kgm/3500rpm
燃料消費率220g/PSh(3000rpm)
吸気系自然吸気
エピソード・話題性A/FとEGRを連動しながら変化させる空燃比自動補正装置付気化器という先進的技術の開発・採用を核に、昭和53年度排出ガス規制を達成した。
特徴スワールを利用した希薄燃焼方式に、新たに空燃比自動補正装置付気化器を組合せることで、“マツダ安定燃焼方式(SCS)”にして燃費向上とエミッション低減を実現した。
参考文献①内燃機関Vol.24No313(1985年12月号)P11-12②マツダ広報資料「FAMILIA ファミリア30年の歩み」(1994年6月発行)
その他事項燃料供給方式:気化器;排気浄化装置:2系統EGRAIS三元触媒;
出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報