現代外国人名録2016 「マッツエック」の解説
マッツ エック
Mats Ek
- 職業・肩書
- ダンサー,振付師 元クルベリー・バレエ団芸術監督
- 国籍
- スウェーデン
- 生年月日
- 1945年4月18日
- 出生地
- マルモ
- 専門
- バレエ
- 経歴
- 母は振付師・ビルギット・クルベリー、父は俳優、兄はダンサーという一家に育ち、早くからダンスと演技を学ぶ。1972年ストックホルム・バレエ・アカデミーでダンスを始める。’73年母の主宰する国立クルベリー・バレエ団に入り、’76年振付を開始。「ベルナルダ・アルバの家」「四季」など表現主義を受け継ぎつつユーモアと演劇性を加味した作品を発表。’80年代に入り既存の有名バレエ曲を用いた創作に興味を示し、原典に縛られない大胆で独創的な作品を発表。’88年同バレエ団芸術監督に就任。’92年の「カルメン」を最後に同バレエ団を離れるが、バレエ団にも作品を提供するなど活躍を続ける。他の作品に「ジゼル」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「汝の隣人と踊れ」「彼女は黒かった」「ア・ソート・オブ」など。2013年11月開催の「シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2013」で、1992年に振付けた「カルメン」が日本初演される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報