ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マテラ」の意味・わかりやすい解説 マテラMatera イタリア南部,バジリカータ州南東部マテラ県の県都。バリ南西約 55km,深い峡谷を見おろす標高 400mの丘陵に位置する。低地の旧市と高地の新市とからなるが,新市が活動の中心で,果樹栽培地帯の集散地となっており,製粉,羊毛,製陶などの工業も立地。パスコリ広場からの眺めは美しく,市内には 13世紀建造の大聖堂,バロック様式の聖フランチェスコ聖堂などがある。洞窟住居,洞窟聖堂は 1993年世界遺産の文化遺産に登録されている。人口5万 3775 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by