世界の観光地名がわかる事典 「マヤパン遺跡」の解説 マヤパンいせき【マヤパン遺跡】 メキシコのユカタン半島の中心都市メリダにある遺跡。マヤパンはマヤ文明最後の王朝で、1220年代から1440年代までユカタン半島マヤの政治的首都として栄えた。当時、城壁に囲まれた4km2の敷地内には3500もの建造物があったといわれ、最盛期には1万1000~1万4000人もの人たちが生活していた。遺跡内には破壊された建物も多いが、チチェンイツァーのククルカンのピラミッドや天文台を模した建造物が見られる。◇「マヤパン」はマヤ語で「マヤ軍旗」という意味。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報