20世紀西洋人名事典 「マリーエハムスン」の解説
マリーエ ハムスン
Marie Hamsum
1881 - 1969
ノルウェーの舞台女優,児童文学作家。
1908年国立劇場の女優であった時に作家のハムスンと出会い、翌年に結婚した。夫の勧めで作品を書き始めた。主な作品に東ノルウェーのランゲルッドを舞台にして四人兄弟姉妹の姿を描いた「村の子供たち―農場の生活」(’24年、邦訳名「抄訳」「小さい牛おい」)、前出の作品で描かれた家族の1世代後の姿を描いた「村の子供たち―ランゲルッドの人々と家畜たち」(’57年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報