抄訳(読み)ショウヤク

デジタル大辞泉 「抄訳」の意味・読み・例文・類語

しょう‐やく〔セウ‐〕【抄訳】

[名](スル)原文のところどころを抜き出して翻訳すること。また、その訳文。「児童向けに抄訳した世界文学全集」⇔全訳完訳
[類語]訳出訳する翻訳適訳名訳直訳和訳邦訳完訳全訳誤訳意訳逐語訳対訳重訳定訳新訳初訳改訳点訳翻案吹き替え

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抄訳」の意味・読み・例文・類語

しょう‐やくセウ‥【抄訳・鈔訳】

  1. 〘 名詞 〙 原文を一部分省略して翻訳すること。また、その訳文。⇔完訳全訳。〔布令必用新撰字引(1869)〕
    1. [初出の実例]「以上『ブランド』氏の韻府より抄訳」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android