旺文社世界史事典 三訂版 「マリ王国」の解説
マリ王国
マリおうこく
Mali
西スーダン(サハラ地方)の大部分を支配したイスラーム王国
マンディンゴ人の国で,13世紀に成立し,14世紀前半のマンサ=ムーサ王のときが全盛期。ムスリム商人によるサハラ縦断貿易での黄金と塩の交易で繁栄した。イブン=バットゥータの旅行記にもその記述が見える。15世紀に衰退期にはいり,ソンガイ王国により滅ぼされた。
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