マルキクメイシ(その他表記)Montastrea curta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルキクメイシ」の意味・わかりやすい解説

マルキクメイシ
Montastrea curta

刺胞動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イシサンゴ目キクメイシ科。造礁サンゴ一種で,塊状または半球状の群体をつくる。個虫の入る莢は直径 5~6mmの円形で,莢孔は浅く,40~44の隔壁をもつ。莢壁は共有しない。紀伊半島以西の沿岸,九州南岸以南の浅海に普通に見られ,西太平洋,インド洋サンゴ礁に広く分布する。外形がよく似ているコマルキクメイシ Plesiastrea versipora は,莢が 3~5mmと小さい。(→サンゴ刺胞動物花虫類無脊椎動物

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む