マルチプログラム(読み)まるちふろくらむ,まるちぷろぐらむ

カメラマン写真用語辞典 「マルチプログラム」の解説

マルチプログラム

 マルチプログラムはおもに AE (自動露出)のモードに使われる用語である。 プログラムAE というのはもともと絞りとシャッター速度の両方が明るさ(とフィルム感度)によって自動的に決まることだが、ある明るさに対してはひとつの組み合わせしかなかった。ところが、コンパクトカメラのフジカオートMに搭載されたコパルマジックシャッターは、ひとつの明るさに対して複数の絞りとシャッターの組み合わせがあった。これを発展させた形が、ミノルタXDの「サイバネーションシステム」だ。 シャッター速度優先AE で、設定したシャッター速度で適正絞り値がない場合には、シャッター速度が自動的に変化するというシステムだった。  その後、最初から複数の組み合わせを持つリコーXR-Pなどが登場し、さらにレンズの焦点距離に連動してプログラムの組み合わせが自動的に選ばれるマルチプログラムへと発展していった。いまでは、プログラムAEと言っても、実際にはこのマルチプログラムがほとんどである。

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