マルト神群(読み)マルトしんぐん(その他表記)Marut

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルト神群」の意味・わかりやすい解説

マルト神群
マルトしんぐん
Marut

インド神話の暴風神群。『リグ・ベーダ』によるとその数は 21あるいは 180で,ルドラ神を父とし,雌牛を母とする。電光ひらめき,疾風迅雷の起る現象を神格化したもので,その色は炎のようであり,あるいは太陽のように赤く輝く。肩に電光の槍をにない,金色甲冑,外被,装身具を身に着け,電光に輝く金色の車に乗る。落雷マルトが酪油を流すときである。進軍するときは猛獣のように叫び,雨を降らせ,樹木を倒し,象のように森林を食う。インドラ従者として悪魔退治に従事することもある。武勇,治病,厄よけの神ともされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む